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畑だより
トマト

ミニトマト栽培

バンカーズの挑戦

 7月初旬、ワサビの収穫が終わったビニールハウスから順次、ミニトマトの栽培を始め、8月中旬には11棟のハウスが全てミニトマトに切り替わった。

 農業経営においては、年間を通じた安定的な売り上げの確保が欠かせない。ハウスで育てる畑ワサビは10月から11月にかけて定植し、5月から7月にかけて収穫する。つまり、トマト栽培は夏から秋にかけてビニールハウスを空けることなく、可能な限り設備の効率性を高め、通年の栽培体系を確立するための取り組みだ。

 栽培品目は、ホウレンソウやキュウリなど、いくつかの候補が挙がったが、初年度はミニトマトに挑戦することに決めた。品目選びにおいては、私たちの掲げるマーケットイン型農業の考え(市場ニーズありきの生産計画)に基づいており、ミニトマトについても販売先は確保できている。 9月初旬からは、ミニトマトの初収穫が始まる。次なる試練は、酷暑の中、50度を超える温室での収穫作業だ。